帝王賞出走予定馬「3強」の紹介
2019帝王賞はすごい、とにかく豪華なメンバー
JRA馬
・アポロケンタッキー
・インティ
・オメガパフューム
・ゴールドドリーム
・チュウワウィザード
・ミツバ
・ルヴァンスレーヴ
地方所属馬
・スーパーステション
・グレイトパール
南関所属馬
・クリスタルシルバー
・シュテルングランツ
・モジアナフレイバー
G1馬が5頭(ルヴァンスレーヴ、インティ、ゴールドドリーム、サウンドトゥルー、ノンコノユメ)にそのほかJpn1馬が2頭(オメガパフューム、ミツバ)と超豪華メンバー!
今回は、三強と呼び称される「ルヴァンスレーヴ、インティ、ゴールドドリーム」と貴人的地方の注目馬「スーパーステション、モジアナフレイバー」について書いてみる
ゴールドドリーム
安定度抜群の強豪
2018年までは重賞勝利がフェブラリーS(1600M)とチャンピオンズC(1800M)だったこともあり、2000は少し長い馬とも思われていた
しかし、同年の帝王賞で前年度の同レースの勝馬ケイティブレイブを叩きあいの末に破り距離の壁を克服
ダートの差し馬で安定しなそうなレーススタイルながら、以降2→2→2→1着と抜群の安定感を誇る
インティにフェブラリーSでは敗れるも、かしわ記念ではきっちり完勝し相手が強くても決して崩れない高パフォーマンスを見せる
インティ
遅れてきた大器
デビューは遅く、3歳の4月
足元が弱く、慎重に使いながらも2戦目以降5連勝
初の重賞挑戦となった東海Sでも逃げて圧倒的なスピードを見せる強い競馬であっけなく勝利を収めると、初のG1フェブラリーSでも強敵ゴールドドリーム相手に逃げ切り勝ち
7連勝で一気にG1馬まで駆け上がる異例の出世街道を歩んだ大器
ゴールドドリームは父ゴールドアリュール、ルヴァンスレーヴは父シンボリクリスエスとメジャーどころなのに対してこの馬は父ケイムホームとマイナーどころで、不思議な戦績を歩んだのも「謎の馬」感が強い
前走はゴールドドリームに敗れたものの、底知れぬ走りを見せているので帝王賞で逆転あるか
ルヴァンスレーヴ
史上の怪物
2歳時に3連勝で全日本2歳優駿を制して2歳王者に
3歳時にはジャパンダートダービーではスタートが苦手な弱点が露呈して出遅れながら最後にすごい脚を見せて3歳王者に
3か月の休養を経ての、南部杯
ゴールドドリームが出走してきていたこのレースで、戦前は「まだ」この馬には勝てないのではないかと言われながらなんとねじ伏せての勝利
3歳にしてダート界最強馬(当時はインティはまだそこまで目立たなかった)を破り、新しいダートの最強馬と称された
その後、G1チャンピオンズカップも楽勝して日本に敵はいない、海外挑戦だ!という雰囲気があったが怪我で海外遠征を断念(萩原厩舎の馬は足元が弱いことが多い)
帝王賞が半年ぶりの復帰となる
怪我する前はゴールドドリームを格下扱いで勝つ圧倒的な強さを見せただけに休み明けで力が落ちていないかだけが問題となる