餃子が食べたい

メガネが最も必要な時、メガネは必ず手元にないのである

ブックオフで本を買う行為について

最近、ブックオフで本を買う

去年社会人になったので、ちょっとお金に余裕が出来てきて

ブックオフで考えなしに10冊ぐらいボンボン放り込んで買う

本を一回読んだらそんなに読み返さないなのでそんな綺麗さは求めてないし、なにより、深く考えずに買う感覚が好き

俺のすごく好きなあの本を買った行為は一切作家に還元されない

こないだ行ったときに買った本の当たり率がかなり高かった

三崎亜紀「バスジャック」は「となり町戦争」で魅せた独特の世界観のずれが短編ということでより面白い形に効いてきてすっと読めたし

辻村深月「僕のメジャースプーン」は復讐という行為について余すことなく書いていて、その上で最後の最後に人の感情を測り取るメジャースプーンとして利用する主人公のもタイトルの持つ意味がいくつにもとれる終わり方で素晴らしかった。

主人公が犯人に行う行為の心理的な動機付けも読んでいる側からして納得のいく形で落ちてきたし

で、これらの本はブックオフで買ったので、その利益は一切作者さんに還元されない。

じゃあ、新品を常に買えばいいのかっていうとそれって個人の心情次第じゃないの

なんでそこまでわかっていて新品を買わないのかって

それはもう簡単で高いから

ブックオフでの中古本はおおむね100円か360円

新品は600~700円する。

だからブックオフで買う、別に法律違反しているわけじゃないし

心情的にはクーラーをつける時の気持ちに近いのかな

世の中に確実にダメージを与える、かつ自分に利をもたらす行為について、影響力の大きさから天秤にかけて自分への利を選んでしまう。

今の自分は例えば先述した「ハイジャック」や「僕のメジャースプーン」が大好きだし、本来的には作者さんにお金が還元されてしかるべきものだと考えている

けれど、だからと言って次に本を買いに行ったとき新品の本を10冊買うかって言われたらそれはしない

つまり、そこの強制力がない限りは新品の本を買おうと思わせるなにかの力はない

ところで電子書籍って割引効くけどあれ、なんだろ

電子書籍には割引が効く

自分は旧時代の人間だから紙の本じゃないといまいちしっくりこないんだけど、アマゾンとか見てるとそういう本がある

だったら、あれを新品でもやればいいのに

再販価格維持制度っていうのをなくせばいいのにって思う。

 

ブックオフで本買われるよりはマシじゃないのかって

この考え方は飽くまで消費者のエゴに徹頭徹尾寄っているし、冒頭で書いたようにちょっとお金に余裕が出来てきてるので別に新品で全部買って買えないことはないんだけど

ただ、世の中にはエゴイスティックな消費者がいるって前提でモノを売らないと売れないと思うってだけの話