餃子が食べたい

メガネが最も必要な時、メガネは必ず手元にないのである

ハローサマー・グッドバイとパラークシの記憶

 最近読んだ中でこれは…!って思ったのがハローサマー、グッドバイ

※若干のネタバレ含む

ハローサマー、グッドバイ

舞台は地球でない別の星、首都アリカに住むドローヴ君が主役

夏の間、親の仕事の都合で海辺の町パラークシに行き、そこでヒロインのブラウンアイズと出会い、イチャイチャする話

ただ、SF作品なのでただイチャイチャするわけでなく、ちゃんと陰謀ありのどんでん返しありの作品で楽しめる

特に、冬が来るのに向けての対策のディストピア感がなんとも言えずに好き

最後の一文の意味が非常に強く、そこに至るまでの

寒さを恐れるならば寒さそのものへの恐怖だけで十分なはず(地球人と異なり、この星の住民は寒さに対して発狂するほどの恐怖を感じる)→ロリンに感知させるための寒さでしたっていう流れが論理的で好き

あと、自殺した役人の話が後から思い返すと響くところがあって、全てを知っていたからこその罪悪感を彼は感じていたんだろうなと

サブヒロインのリボンが最後まで報われずかわいそう…助かるすべはあったのに

続編(直接的なつながりは薄いけれど)がパラークシの記憶

 

パラークシの記憶

この作品の世界観だと伝説はなんらかの実際的な事件を語り継ぐもので、過去にあった何かを指しているっていうのが多い(ハローサマーでもそう)ので、それを念頭に置いて読むと良い

ハローサマー、グッドバイの遠い未来の話

地球人が登場して、採掘を行う中

主人公ハーディは海辺の町を訪れ、そこで少女チャームと出会いイチャイチャするっていう海辺イチャイチャ路線を継承

この星の女の子って基本的に超肉食だよね、見た目の描写はかわいらしい少女の場合が多いけど、やたらめったらセックスに持ち込みがちだよね、いいけど

前作よりは親父が殺されて、犯人捜しのサスペンス的要素が大きいかなあ

遺伝記憶とかいうぶっ飛んだ設定が急に入ってくるので戸惑うかもしれない

結構、前作は前作で完成しているので、正直蛇足感も否めないかなあ

缶詰工場にこもった人たちの末路が示唆されていたのは好きだけど

 

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)

 
パラークシの記憶 (河出文庫)

パラークシの記憶 (河出文庫)